Garage Book

「MINIプラス」や「クラシックミニマガジン」等、雑誌で取り上げられたGARAGE RUFの掲載記事をアップしています。

ミニプラス 2007 VOL.19

’64 MORRIS MINI COOPER 1275S ’64年式モーリス・ミニクーパー1275S

ミニプラス 2007 VOL.19

オーバーフェンダーに極太ホイールでワイドとレッド化。さらにネガティブキャンバーでハの時を切ったアグレッシブなスタイリングは、ミニにとっては定番のフォルム。とはいっても、それがクーパーSとなると、その印象はちょっと違ってくる。というのも、クーパーSの場合、チューニングの方向としてオーバーフェンダーレスのナローボディーが主流となっているからだ。ノーマル然としたスタイリングが前提と考えられる傾向が強いモデルといえるのだ。そんなクーパーSの定番に、敢えて違ったイメージを投影したのがガレージルーフ。6.5Jフェンダーに7Jホイールを組み合わせ、さらにネガティブキャンバーを効かせるという、グラマラスなボディを作り上げているのだ。ミニはボディを作り込む車ではなく、フェンダーやホイール、タイヤといった部分で個性を際だたせる車だけに、クーパーSをベースにしていても、こういった仕上げにチャレンジするのも納得。セオリーに捕われるのではなく、オーナーのイメージで思い通りに仕上げる”脱定番”も、ミニ本来の楽しみ方のひとつといえるのだ。

Mini Story

ボリューム感のあるスタイリングはもちろん、このフォルムに合わせたエンジンチューンも見どころのひとつ。あくまでもコンペティションモデルとして位置づけられるクーパーSではあるものの、現代ではストリートユースがメインと考えられる。そこでストロークアップで1380ccまで排気量をあげ、トルク重視のエンジンが組まれているという。使用するパーツはクロモリ製の軽量フライホイールやオメガ製ピストンといったパフォーマンスアップには欠かせない定番アイテムを投入。ミッションもクロスの5速を搭載し、街乗りでの快適性を追求しているというわけだ。定番と脱定番の2面性を持つガレージルーフ独自のクーパーSに仕上げられているのだ。 ~ Owner ~ 茨城県ひたちなか市に位置するスペシャルショップ。自社工場を構える事で、スタイリングからエンジンチューン、デイリーメンテナンスまで幅広い対応をみせている。