Garage Book

「MINIプラス」や「クラシックミニマガジン」等、雑誌で取り上げられたGARAGE RUFの掲載記事をアップしています。

ミニプラス 2007 VOL.20

国産車、中古輸入車ショップを経て念願のミニショップを開業

ミニプラス 2007 VOL.20

常磐線「佐和駅」からクルマで数分。県道沿いに20台ものミニがズラリと並んだショップがある。この「ガレージルーフ」はオープンしてまだ2年だが、地元茨城県のミニ乗りたちのハートをがっちりとつかんでいると評判のお店だ。週末はもちろん、平日でも夜になるとミニ乗りたちが毎日集まってくるという。ショップオーナーの山田一弘さんは32歳の成年社長。幼い頃からとにかくクルマが好きで、両親に写真を撮ってもらう時も、わざわざクルマと一緒に撮って欲しいとせがむ様な子だったという。「クルマへの愛情が冷めることはなかったですね。20歳の時に古物商の免許をとったのも、30歳になったら自分でお店を持つと決心していたからなんです。」と山田さん。その夢は現実となり、30歳で「ガレージルーフ」をオープンした山田さんだが、将来ミニを扱うようになるとは思わなかったという。「最初は国産車のショップに勤めました。クルマも色々乗り換えてはイジってました。特に国産車のドレスアップに熱中して、ずいぶんお金も使いましたね。その頃から輸入車にも興味が出てきたんですが、なにしろ茨城には輸入車ショップが少なく、まわりに乗っている人間もほとんどいませんでしたね。」その後、御代の輸入ショップの求人広告を見つけて24歳のときに転職をする。そこはミニ、アルファロメオ、プジョー、ルノー、フェラーリなどの輸入車全般を扱うという店で、仕入れ、フロント、メカニック、営業とひと通りの業務を担当した。「そのお店に勤め始めて初めて輸入車を買ったんですが、それがミニだったんです。当時はミニに特別な思い入れがあったわけじゃないんですが、メカ的にも分かりやすいクルマだと思ってましたから、輸入車を扱う上で勉強にもなると思って。そうしていろいろイジっていると面白くなってきたわけです。僕はもともとドレスアップからスタートしたわけですが、ミニはドレスアップに加えてメカをいじれる奥深い楽しさもありますからね。ミニにはまって、僕が求めていたものはこれだったんだと思いましたね。」と山田さん。そのお店に6年勤めた後、30歳の時に設立した。「最初は前のお店の流れでイタ車なども扱っていたのですが、お店を初めて2?3ヶ月でミニだけになりましたね(笑)」自分で乗る為にクルマを作って、結果的にそれを見たお客さんに乞われて販売することが多いという山田さんのカスタマイズに対する考え方はとてもユニークだ。「クルマを見たときに完成形イメージはだいたい決まります。とことんクラシックにオリジナルを追求する時もあれば、クラシックなテイストにレーシーなフォルムとエンジンを組み合わせたりすることもあります。どんな仕様に仕上げるにせよ、程度のいいマーク1やマーク2が少なくなってきているので、もし良いクルマがあったらキチンと仕上げて後々まで残していきたいという願望はずっとありますね。」さわやかな笑顔で話す山田さんのお店には今宵も地元茨城県のミニ乗りたちが集まってくる。